企業の8割がHPを開設しています。ところが、HPから確実に集客を重ねてお問い合わせが増えている成功例は限定的で、開店休業状態のものを数多く見かけます。また、一応、運用は継続しているものの、刻々と変わるネット環境を正しく把握していないため、HPとしての機能が陳腐化して閲覧されることもなく、無駄な経費をかけている企業も多いと推察します。

一部のHP制作会社は、これら素人を相手に詐欺まがいの提案書を提示してきます。動画をランディングページとして活用する提案が複数ありました。HPのコンテンツの充足が最善策ですが、この手の手法は残念ながら変化球にもなり得ません。HP更新の提案から半年が経過したので、その後の状況を連絡すると、営業担当者は既に退職した事例もありました。どうやらノルマに追われているだけで、きちんとフォローする体制すら出来ていないようです。店頭公開しているHP制作会社もありますが、提案内容は決して熟慮を積み重ねたものとは言えないシロモノばかりです。

コンテンツの充足を如何に図るかを第一に考えて、定期的な更新を重ねることによりHPの品質は向上し無駄な経費も発生しません。

ごく稀に、整理された情報を持ったセールスが来るので、門前払いだけに終始するのも最善策とは言えません。ネットの世界は変動が激しいので業界の情報を聞き取れるルートは必要です。

過去の苦い経験からHP制作会社の選び方をお伝えします。

①メールや電話だけで対応する業者が意外に存在します。デザイナーとの打ち合わせは、事務所に来ますが、営業マンが挨拶に来ない業者はバツです。

②契約形態が、5年や6年に及ぶリースは避けるべきです。HPソフトが3年も経過すると陳腐化します。同業他社と比較して、見た目が古いだけで閲覧者は増えません。

③デザインは5年経過しても陳腐化しません。HP業者はソフトハウスではなくデザイン中心とするクリエイターを選考した方が同業他社との差別化が実現できます。

④自分で原稿が追加出来る機能を有しているソフトがお薦めです。メインコンテンツは、レイアウトも複雑ですので素人が直せなくとも良いです。ちょっとした記事やニュース程度は、ユーザー自ら書き込めませんと頻回に原稿の数を増やすことが出来ません。

⑤現在はWORD PRESSという完成度の高いフリーソフトが流通しています。これをベースとしてデザイナーに作成してもらう方法がお薦めです。

 

【熱帯スイレン】

南米、オーストラリア、東南アジアなどの熱帯地域で分布します。水温は25度以上で日当たりに良い場所を好みます。温帯スイレンにはない青色や紫色の花があることと、花茎を水面より上に伸ばして大きな花をつけることが特徴です。