日本における投資信託は、長年に渡り証券会社が販売を担い、その子会社である投資信託委託会社が運用する形態が続いています。投資信託は６０００本も設定されていて、個人投資家はもはやどれを選考すべきか判断できません。一方で、年金を補填するため毎月配当金を分配する短期投資タイプの商品が次々と設定されています。運用益を確保することよりも証券会社が売りやすい商品が中心となっており、投資知識の底上げも図られていません。２０数年前に在職していた金融機関でも投資信託を取り扱っており、その頃と状況が変わっていないことに愕然とします。
投資信託を開発した米国に目を向けますと、販売会社と運用会社とを分離することで、運用の独立性を確保させ、投資家の多くは超長期保有を目的とし、資産運用の一角を担ってきました。
一方、２００１年から掛金の運用が開始された個人型確定拠出年金（iＤeＣo）の運用は、投資信託を中心としたもので、長期運用が少しずつ根付いてきた感はあります。この制度も２０年経過しようとしていますが、もう少し啓蒙しないと長期投資の有用性が認知されません。
さて、長期投資を目的とした投資信託商品を仮に子供へ勧めるとしたならば、“独立系投資信託”を提案します。証券会社や銀行の窓口ではなくネットによる直接販売によります。これらの投資信託は、収益分配金を再投資して運用資産を殖やし、一部解約するまで換金化されないので投資効率が向上されます。独立系投資信託を選択する理由は、投資判断者が長期運用を目的としていることが明確に表明されているからです。
投資方法は、①毎月定額を払い込む積立方法、②一括して投資資金を投入する方法、③纏まった資金を一括振込し、その後は毎月積立する方法の３つがあります。投資期間は１０年単位と長期となりますので、無理のない範囲内で投資することが肝要です。
➀さわかみ投信株式会社（主力ファンド名：さわかみファンド）
②レオスキャピタルワークス株式会社（主力ファンド名：ひふみ投信）
③コモンズ投信株式会社（主力ファンド名：コモンズ３０）
④鎌倉投信株式会社（主力ファンド名：結い２１０１）
【アドリア海の保養地ツァヴタット】
【プロローグ】 ツァヴタットは、クロアチア最南部のドブロヴニクから南約１５ｋｍにある小さな港町です。ホテルやＳＯＢＥが多数あり、世界の観光地ドブロヴニクの宿泊地として位置づけられます。紀元前６世紀にギリシャ人によってエプダウロスと呼ばれる都市を起源とする古い町は隠れた名所です。
【港町】 ドブロヴニクやムリニとはフェリーで結ばれ、個人所有のボートも数多く係留されてます。透明度の高い海と抜けるような空だけで十分満足できます。
【ボギシッチ】 ボギシッチ（Bogisic）とはツァヴタット生まれの１７世紀の法の社会学者の先駆者。
【レストラン ドリウム(Bar & Restaurant Dolium)➀】 ルカ湾に面する道路はテラスレストランが軒を連ねる。シーフードを中心とした地中海料理。
【カルロバチコ（Karlovacko）】 クロアチアの代表的なビールで、やや深みのある黄金色と爽やかな苦味が特徴のラガー。
【ツナサラダ】 朝晩にしっかり食べるので、昼は軽く済ませます。それでもこのサラダは日本の２倍もあります。
【ハムチーズサンド】 これだけで足りるのかというウエイターの不思議そうな視線。
【レストラン ドリウム(Bar & Restaurant Dolium)②】 英語が通ずるのは最大の安心材料。街中でほとんど英語すら耳にしません。
【ラット半島遠望】 ドブロヴニクとは異なり、すれ違う人の数も数えるほどでのんびりした街。
【雪の聖母教会とフランシスコ会修道院】 １５世紀頃建築された小さな可愛らしい教会。
【カモメとネコと漁師】 小さく切り身にした魚をじっと待つカモメとネコ。こんなのんびりした光景は日本ではお目にかかられません。この３者による共演は２０分以上続きました。
【イタリアカサマツ】 スペイン、フランス、イタリア、モロッコ、アルジェリア、イスラエル、レバノン、シリアで自生しています。松ぼっくりが無数に付いていたので太陽を入れて撮ってみました。
【ジュエリーショップ】 閑散とした目抜き通り、夜は宿泊客で賑わうのでしょう。
【昼下がりの保養地】 お土産屋さんの２階に洗濯物が見えます。
【ＳＯＢＥ】 ラット半島には、坂に沿って宿泊施設ＳＯＢＥが林立しています。
【オブジェ】 目抜き通りには作者不明の現代彫刻が展示されています。
【聖ニコラス教会】 １５世紀に建立された聖ニコラス教会は、外装はルネサンス様式、内装はバロック様式です。
【ドブロヴニク遠望】 ツァヴタットから幹線道路を登ると遠くにドブロヴニクを望める展望台があります。夕陽にはかなり早い時刻でしたが、最後のアドリア海を収めることができました。
