箱根美術館は、1952年に岡田茂吉(宗教家、文明評論家、建築家、書家等)により開設された箱根で最も古い施設です。強羅公園に隣接し、傾斜を利用した石と130種類にも及ぶ苔を敷き詰めた庭園は、落ち着いた風情です。200本の紅葉は11月中旬には見事な彩りを見せてくれます。お茶室で抹茶を点てていただけるのも魅力です。インターネット特別割引券を有効活用して下さい。

施  設  名:箱根美術館

住  所:箱根町強羅1300

電話番号:0460-82-2623

開館時間:9時半〜16時半

定  休  日:木曜日

最 寄 駅:ケーブルカー公園上駅(強羅駅より徒歩15分)

【本館】建築家でもある岡田茂吉の設計に基づいて建設された中国風の青瓦を用いた建物です。

【展示品】縄文時代の土器、鎌倉・室町時代に製作された六古窯の壺や甕等の陶磁器を中心に展示されています。1階は日本画の展示スペースです。

【庭園】本館の階段上から入口方向を俯瞰した図で、竹林の奥は箱根の外輪山が並びます。秋の西陽が山々に射しています。

【萩の道】本館は、敷地内で最も高いところに建設されており、入口から階段が続きます。このアプローチから苔生した岩が連なります。

【神仙郷】昭和19年に岡田茂吉が藤山雷太氏他の別荘地 と強羅公園の和風庭園部分を買収して再整備したもので、昭和28年に完成しました。

【苔庭】約130種類の苔を栽培する庭園は、種類の多さで日本一です。

【始まった紅葉】

【苔庭】ここからの眺めは、紅葉の時期は緑と紅のコントラストが楽しめる絶好のポイントです。

【紅葉にはまだ早かったです】

【茶室“真和亭”】“真和亭”は15時で閉店となるので、早めにお越しいただく必要があります。当日は目の前で雨戸が建てられていきました。