今夜は珍しく一人飲みで、仕事を終えてようやく２１時過ぎにお店に入りました。初めてのカウンター席で、日本酒と本日のお奨めである小田原産のメイチダイに舌鼓を打ちます。偶然入ったというお隣さんは肉じゃがと肉厚に切った刺身が絶品でしたと、声を掛けてくれました。日本酒がお好きであることを確認できたので、裏メニューを出してもらいレア物を選び、一緒に楽しんでもらいました。「天寿」「鳥海山」のブランドを持つ秋田県由利本荘市の天寿酒蔵の限定商品「今だけ屋」は、しっかりした味わいと爽やかな含み香が感じられます。これから１０月下旬までのお奨めは、「栗唐揚げ」です。

屋　号：魚料理と酒　まちの

住　所：鎌倉市小町１－７－８　ＴＡＫ鎌倉ビル２階

電話番号：０４６７－６１－１８４０

営業時間：１７：００～２４：００

定休日：日曜を休むことがあります

Vol.5とほとんど変わらないアングルで想像力のなさを実感しました。料理の写真は多少進歩の跡が見えると思いますが。

【阿櫻（秋田県横手市）】 円やかな味わい、酸が調和した飽きがきません。他の飲食店ではお目にかかったことがありませんが、大好きな銘柄の一つです。

【大人のポテトサラダ】 黒胡椒が利いたホテトサラダで、とびっ子の食感がアクセントとなっています。日本酒との相性も良い良い。

【メイチ鯛（小田原産）】 お奨めを大将に確認したところ、迷わずにメイチ鯛を選んでくれました。水揚げ量が少なく認知度も低いため取り扱う飲食店も少ないですが高級魚の一つでもあります。白身の魚としては濃厚な味わいとカワハギのような歯応えが楽しめました。

【今だけ屋（秋田県由利本荘市）】 裏メニューの品々の中でもラベルも特徴あるデザインで、興味をそそられました。こちらもしっかりした味と芳醇な香りで肉じゃがに合いそうです。

【シラス茗荷あえ】 自己主張の強い茗荷が脇役となり、胡麻油がいい塩梅にアクセントとなり日本酒のあてには最高です。酒も進みますね。

【あぶり明太子】 文字通り明太子をひと腹炙ったものです。お茶漬けで頼めばよかったと少し後悔しましたが、個性ある日本酒の引立て役には最適でした。

【新政（秋田県秋田市）】 昭和５年に発見された６号酵母による生酒で、原料米は秋田県産に限定されています。空寸の気体容量を減らすため７４０ｍｌ瓶のみとする等品質への徹底したこだわりも嬉しいです。３種類とも秋田産であったのは偶然で、全国のレア物が用意されています。

【カツオ茶漬け】 ご飯の上一面にしかれたカツオの刺身に、熱々の出汁をかけると旨味が溶け出ます。身体に染み入り一週間の疲れを癒してくれ、自分へのご褒美としてじっくり味わいます。