うぐいや鮎料理を振舞う“つけば漁小屋”は千曲川沿いの東御市、上田市、坂城町、千曲市の4市町にて4月から10月まで設置されます。河原の風を感じながら鮎の塩焼きを食べる“つけば漁小屋”は、夏の風物詩と言えます。朝東京を出ると丁度昼どきに千曲川流域に到着します。最初の休憩地点としても最適と言えます。なお、営業時期は小屋によって異なりますので必ず予約してご確認下さい。

屋   号:千曲川の味 鯉西

住   所:長野県上田市常田1-5

電話番号:0268-22-2438(ニシザワ)

営業時期:4月~10月

【煮物】鮎の甘露煮。日本酒には甘露煮の絶妙な甘味が合います。

【先鋒】鮎の骨酒(二合入り)。立ち上る湯気から美味しさが伝わります。

【揚げ物】鮎の天麩羅。日本酒には川魚独特の苦みが合います。

【焼き物】座敷から見渡せる炭焼き場にて遠火でじっくり焼き上げます。

【吸い物】鮎こくは、鯉こくのような甘辛な味付けではなく味噌汁に近い風味です。

【焼き物②】きれいな焼き上がり。この贅沢は“つけば漁小屋”でこそ適えられることです。分量も大小2尾でちょうどよい塩梅です。

【ご飯もの】しめには鮎飯が欠かせません。

【つけば漁】“つけば”とは、うぐい(はや)の産卵習性を利用して天然産卵床に似せて作った人工の産卵床のことで、江戸時代から続く伝統漁法です。うぐいは6月が旬となり、9月は落ち鮎とどじょうが美味しい季節です。

【目印】千曲川の河原に泳ぐこいのぼりが目印となっています。