能登、六日町に引き続き3回目の今夜は佐渡の日本酒を飲み比べます。佐渡に固有の酒米があることを今回初めて知りました。この酒蔵は通常商品と限定商品のラベルで区別できます。大きな2文字は通常商品で、エンブレム調が限定品です。また、レストランNOBUにも提供されており、欧米の日本酒ファンに親しまれています。美味しい日本酒との出会いは嬉しいです。来年の正月に弟と飲みたい酒一覧表に付け加えます。

屋   号:横浜紅葉坂 日本酒ふじひら

住   所:横浜市中区花咲3-96

電話番号:050-3313-7391

営業時間:17時半~23時(土曜日のみ16時~22時)

定 休 日:日曜日

≪蔵元情報≫

蔵   元:株式会社北雪酒造

住   所:新潟県佐渡市徳和2377番地2

電話番号:0259-87-3105

HP: http://sake-hokusetu.com/

【プロローグ】 店内に飾られたエンブレム。 欧米の日本酒ファンを強く意識した洗練されたデザインです。

【前菜】 佐渡産 牡蠣オイル漬け、いごねりポン酢。バケットに代えて麩を使っています。『北雪 YK35 純米大吟醸』は穏やかな立香と繊細で深みある味わいです。完成された日本酒に心躍ります。

【北雪酒造の営業マン】杉本営業課長の日本酒に対する強い愛情。日本酒の会は、酒蔵の方の細部に渡る解説が不可欠です。

解説

【北雪 吟醸 生貯蔵】 1月から3月まで出荷される限定酒です。口に含むと心地良い香りが広がり、魚の旨味を上手に引き出してくれます。

【お造り】 佐渡産の鮮魚盛り合わせ。手前は黒ソイ、奥が鰆、右はヒラメ。

【北雪 純米吟醸 越淡麗】 佐渡独自の酒米越淡麗を100%使用した酒です。ほのかに香る吟醸香とやわらかな飲み口で、焼き魚に合います。

【焼物】 鰆蕗味噌焼き 蕪甘酢漬け。 春を告げる鰆と山の幸蕗との組み合わせは酒の肴に最適です。

【煮物】 棒鱈 里芋 青菜 木の芽。『北雪 純米吟醸 山田錦 6号』は秋田県の新政酒造のもろみから採取された6号酵母を使用した吟醸酒。ばたばたして不覚にも料理の写真を撮り忘れました。

【北雪 純米にごり酒】日本酒ファンは誰もがにごり酒を愛します。まさに揚物との組み合わせが最適です。

【揚物】 南蛮海老唐揚げ 佐渡産山菜天麩羅。

【珍味】 当初は佐渡のソーセージ店にオーダーする予定が品切れで急遽自家製となったレバーペースト。『北雪 純米原酒 瓶熟成』はレバーに負けない原酒の 強さとレバーの臭みをまるやかにする調整力を備えています。

【北雪 純米大吟醸 越淡麗原酒(にいがた酒の陣2019限定酒)】 宴の最後を飾る酒としてふさわしい極上の大吟醸で2回お代わりしました。

【食事】 ながも蕎麦。 「ながも」とは佐渡島や粟島を主産地とする海藻で、しゃきしゃきした歯ごたえと粘り気が特徴です。

【水物】 酒粕イチゴアイス。

【エピローグ】 杉本課長のSNS投稿用の写真撮影です。ノーファインダー撮影につき若干斜めとなっています。

【ごちそう様でした】 今回は高校の同級生を誘ってお邪魔しました。旧交を温めながら上手い酒を傾ける楽しい時間を過ごすことができました。