15年お付き合いしている製造業のお客様は、会社の近くの寿司屋さんが営業部長です。お得意先の接待はたいがいこちらで行います。寿司屋の大将の目利きが確実なことと客捌きが格別に上手なため、この寿司屋さん目当てに訪問するお得意先は一人二人ではありません。わがままが利くのではなく、こちらの意図していることを暗黙のうちに理解してくれるという関係ができていることを指します。

当職も事務所の近くで、お客様の胃袋をガッチリ掴んでくれる日本料理屋さんと出会うことができました。そうです、今月15日に投稿した“馬車道大かわ”さんです。遅ればせながら、今週ようやく箸を付けることができましたが、予想以上の美味しさにお客様も驚かれています。人間関係の構築はまだスタートしたばかりですが、おもてなしの心は共通しているつもりです。

みに、当初木曜日のランチはお休みでしたが、ご提供することとなり水曜日のみ定休に変更となりました。予約されることをお奨めします。(045-323-9393)大川1

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付け出しは、いくら・鮟肝・ホタテ・鮭の酒盗です

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菊に見立てた蕪です。

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鯖の押し寿司は、醤油を付けずにいただきます。鼻から抜ける刺身の香りが心地良いです。

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焼き物は、脂の載った鰆。左の白和えの美味しさは例えようがありません。ガラス器は春菊のお浸し。手前ハスの隣りのオレンジ色は杏子です。

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舞茸を裏ごししたもので、ポタージュのような舌触りです。

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デザートは栗ぜんざい。漆器に餡が映えます。

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デザートが2つあると女性客の幸福感は倍増しますね。