九州電力は24日再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく接続契約の申込みを数か月間保留する旨を発表しました。
 太陽光の電気の買取価格が下落傾向にあり、またグリーン投資減税の適用を受けるためには、来年3月末までに売電を開始することが要件であることも加わり、“駆け込み申請”が急増しています。
九州電力のケースでは、送電網に電気を受け入れる余裕がなくなり、申請者が送電網増強工事の費用負担も増加しており、混乱に拍車を掛けています。
 今後は、グリーン投資減税の適用の可否以上に、売電申請が受理されるか否かの方が経営課題となります。
 都市部以外での新しいビジネスの立ち上がり、遊休地の有効活用等着目すべき点が多かっただけに今後の推移が注目されます。
太陽光発電設備