◎二次会でのカラオケボックスやキャバクラの費用は?
●主として飲食を目的として利用した場合には、接待飲食費として処理することとなりますが、現実的にはカラオケやコンパニオンとの饗応で消費されることとなるので接待飲食費には該当しないと解釈するのが通例です。
飲食を主たる目的として利用しているか否かが判断基準となります。
●得意先との旅行で、その行程を全て終えて、一部の参加者と飲食した場合には、旅行の延長線にはないので接待飲食費となります。
※税法を解釈する際には、“常識的な視点で見た場合”と考えますと解は出てきます。例えば、繰り返して尋ねられる質問の一つに「フェラーリを社有車として保有しその維持費が経費となるか?」というものがあります。お客様を訪問する際にフェラーリで乗り付けることができますか?という判断基準が働けば自ずと答えは出てきます。