日本経済新聞の文化面を飾る"私の履歴書"は、1ケ月間に渡り財界・政治家・学者・文化人・スポーツ界・芸能界の著名人の方々の人生録です。お一人お一人のご経験を間接的に拝見できる朝一番の教養時間。10月は三井住友信託銀行の髙橋温氏、11月は前日本銀行総裁黒田東彦氏と珍しく金融界の大御所が続きます。

信託銀行は、一般の方には馴染みがないでしょう。身近な業務は我々の年金資産の管理を行なっていることです。当職は、外資系信託銀行勤務時代に、髙橋温氏は住友信託銀行のトップで、まさに羨望の眼差しで見ていた方のお一人です。黒田東彦氏は、大蔵省国際金融局長として辣腕を振るわれている時と重なります。金融ビッグバンによる慌しい時代は、銀行マンにストレス耐性を植え付けました。"私の履歴書"はネットで読むことができます。業界の重鎮の歩みから学びます。

【松江城】現存天守は、弘前城・松本城・丸岡城・犬山城・姫路城・松江城・備中松山城・丸亀城・丸亀城・伊予松山城・宇和島城・高知城の12城です。このうち国宝は松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城の5城に限られています。望楼型天守の完成は慶長16年(1611年)にまで遡り、城の構造や部材の特徴から中世から近世に向かう特徴がありその歴史的価値から国宝指定を受けました。

【大手前駐車場より】お濠を手前に大きな石垣を見上げることができます。櫓の周りは桜で春は艶やかな景色となるでしょうね。

【馬溜】城内に入ると「馬堪」と呼ばれる長方形の広場は、高さ13mの石垣で守られています。

【算木積み】石垣の隅は「算木積み」と呼ばれる長短の石垣が交互に積まれています。この工法が一番崩れにくいそうです。

【松の合間から天守を覗き見る】

【狭間と石落】本坂の櫓は綺麗に積み上がった石垣に位置します。二方を石落で固めています。

【天守】「千鳥城」と優美な別称ながら、剛健な佇まい。

【内堀の遊覧船】お濠を遊覧船が進む姿は初めて見ました。約50分の周遊が可能で、彦根城・大阪城・姫路城・和歌山城でも遊覧船を楽しめるそうです。