ホンダの創業者本田宗一郎氏の信奉者は、非常に多いと言われます。夢を語りそれを実現したリーダーでした。また、創業者であるにも関らず65歳で参謀の藤沢武夫氏と同時の引退劇は、驚きと反響を呼び現在でも語り継がれています。現代の企業経営では当たり前のことを半世紀も前に実施されてきた先見性を真似ることは難しくとも、平易な言葉で従業員の目線で語りかけられる姿勢は、経営者の誰もが学ぶべきことです。難題にぶつかった時に指針を示して下さる金言です。
(1)新しい大きな仕事の成功のかげには、研究と努力の過程に99%の失敗が積み重ねられている。
(2)石ころのような個性もあれば、ダイヤモンドのような個性もある。石ころでもそれを最高に品質に高めることが重要である。
(3)ウチでは俺を初め、ええかげんな奴が社長になっている。だからみんなにはよほどしっかりやってもらいたい。
(4)いたずらには子供の個性の芽がいっぱい潜んでいる。
(5)俺が死んでもお願いだから銅像だけは作らないでくれ。
(6)会社のためじゃなく、自分が幸福になるために働け。
(7)開発というものは企業のためにやるんじゃない。世の中に貢献するという気持ちがなければいけない。
(8)過去というものは、何かと言えば人生の排気ガスだ。どんどん捨て去られなければならないこと
(9)危険を察知したウサギは速い足に頼って逃げる。しかし企業はそうあってはならない。不幸を幸にするよう解決しなければならない。
(10)勲章みたいなものは、俺に対する行為そのものなんだから心底嬉しくなる。変に恥ずかしがるより、思い切り喜ぶことが大切だ。
(11)芸者を呼んで彼女らが踊りや歌で座敷を務めているのに、ほどよく注目してやれない人は私の友ではない。
(12)自分が知っているということは、専門家に言わせたら本当にお粗末でナンセンスなものだ。
(13)自分の意志でやっていることの苦労なんて、そうでない苦労と比べればまだ軽いことだ。
(14)需要がそこにあるのではない。我々がそこに需要を作り出すのだ。
(15)修理という仕事は単に自動車を直すだけでは駄目だ。故障の原因と処置を説明すればお客さんの心も修理できる。
(16)真実であり妥当であると考えたことを認め、それに賛成することこそが勇気である。
(17)人生における夢とか目的といったものは、最上段のない終わりなき階段である。
(18)人生は「見たり」「聞いたり」「試したり」の三つの知恵でまとまっているが、一番大切なのは「試したり」だ。
(19)竹には節がある。その節があるからこそ雪にも負けない強さを持つ。企業にも節がある。のびない時、儲からない時が一つの節だ。この節の時期が大切だ。
(20)作り易いがためにデザインを犠牲にしたり、売るのを犠牲にすることはできない。少々作り難くても、売れる商品が一番いい。そうすれば安くなる。
(21)手を見ればその人の職業や経歴がすぐ分かると言うけれど、確かにそうだ。
(22)独創的な新製品を作るヒントを得ようとしたら、市場調査の効力はゼロとなる。
(23)何より嫌いなのは、人間に階級を付けることだ。ウチでは私を含め全員が同じ社員だ。身分の相違は一つもない。
(24)人間はどこか抜けたところがないと面白くない。それを一つの魅力とか、美しさにまで高めるのがデザインだと思う。
(25)人間に会社にも洪水は必要なんですよ。洪水を起こさなけりゃウチみたいな後発の会社はどうにもならなかった。
(26)人間にとって大事なことは学歴などではなく、他人から愛され協力してもらえるような徳を積むことだ。
(27)人間の労働力は割り切り計算すると1/20馬力しかない。人間が「考える能力」を捨てたらそんなもんだ。
(28)人間というのは困らなきゃ駄目だ。絶体絶命の時に出る力が本物だ。
(29)人間ギリギリの土壇場に追い込まれた時、やはり頼れるのは自分だけだと思う。
(30)人間は金と信用、両方欲しい。しかし金がなければ、まず信用を先に取ることが本当だと思う。
(31)能力のない課長ほど自分の部下を欲しがる。自分の課をなくしても、ちゃんと仕事ができていくようにするのが課長の目的でなきゃならん。
(32)能率を妨げるものにメンツというやつがある。これがあるためにニッチもサッチもいかないということがあまりにも多い
(33)必要のない人間はいない。人間に好き嫌いのある人は真の指導者になれない。
(34)人の紹介などで受験するのにロクなのはいない。
(35)不良品の割合が1000台に1台しかなかったとしても、それを掴まされたお客さんにとっては1台中の1台だ。
(36)二人とも半端な人間で、合わせて初めて一人前の経営者だったのだから、退くときも一緒にというのが二人の一致した考えになった。
(37)本当の人情が分からぬ人は、真の合理主義者にはなれない。
(38)真似をして楽をしたものは、その後に苦しむことになる。
(39)やってみもせんで何を言っとるか!
(40)レースでも何でも競争をやるからには首位にならなくてはダメだ。トップを確保しないと、つい後ろを見て二位争いに甘んじてしまう。
≪初夏の花々≫強い陽射しの中、色鮮やかな花々が競い合います。

【ファビオラ】春咲き球根のうち、開花時期が5月下旬となります。

【トレンディサバンナ】草丈が30cmと低めの百合です。場所を取らず増やしていきたい一鉢。

【ハイビスカス】

【キンシバイ(金糸梅)】中国原産でオトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木。

【ヘメロカリス】ススキノキ科ワスレナグサ属で百合に似て非なる花。

【クチナシ】つぼみでは甘い香りが感じられません。

【ガクアジサイ】絞り開放を試みました。