広島電鉄は、令和8年3月より市内循環線を63年振りに復活させました。市内の公共施設や観光施設の回遊性を確保し、市街地の活性化と街の動線の見直しが期待できます。また、運行面では1両で運行効率の悪い原爆被曝電車を中心とする旧型車両を敢えて循環線に充当しています。広島電鉄は、京都市電・大阪市電・神戸市電・西鉄と各地の引退車両を引継いでおり路面電車の博物館とも称されております。これら旧型車両は朝夕のラッシュ時に駆り出され、昼間は車庫で安息していることが多かったですが、循環線にて被曝電車と共に汗をかいています。運行時間はラッシュ時を避けた10時から16時と限定的ながら、順調に集客数を伸ばしています。
ところで、路面電車の循環線は、平成21年には富山地鉄が36年振りに、平成27年には42年振りに札幌市電がそれぞれ復活させて利用客を伸ばしております。さらに、令和11年には岡山電気軌道も循環化に踏み切ります。中心市街地の活性化に大きな効果をもたらすことが期待されます。
《広島電鉄のレトロ電車群》
広島電鉄旧型5両、京都市電13両、大阪市電3両、神戸市電2両にも及ぶ車両で構成されます。車歴はどれも65歳超です。

【鷹野橋】1906号西陣が広電本社前止まりとなって入線します。

【日赤病院前】1906号に広電本社前まで乗車します。

【広電本社前】1906号は千田車庫に入庫するため方向幕を回送に切り替えます。奇しくもその後方に被爆電車652号が追走してきました。

【広電本社前②】1906号は車庫へ。

【広電本社前③】1905号比叡は循環線に入っています。

【広電本社前④】真新しいLOOP LINEのサボ。

【千田車庫】パンダグラフを上げた913号が待機しています。本日は動くのか、この瞬間は半信半疑でした。

【広電本社前⑤】913号が内回りに入りました。後方から被爆電車651形が続きます。

【広電本社前⑥】651号は913号に運用を引継ぎ車庫に入庫します。

【広電本社前⑦】651号はサボを広電駅前に切り替えて入庫します。

【皆実6丁目①】913号と被爆電車652号の邂逅。旧型車両の交換シーンが頻回に見られることは、循環線の効果です。

【皆実6丁目②】外回りに352号が入りT字路をゆっくり過ぎます。

【皆実6丁目③】先程入庫した651号がなんと1時間以内に再出庫して、352号との夢の組み合わせと相成りました。

【皆実町2丁目】歩道橋の上から652号を狙います。

【皆実6丁目④】元西鉄602号をようやく捉えました。なかなか出会えない珍車との出会いは至福の瞬間です。

【皆実6丁目⑤】1905号比叡とのすれ違いシーン。

【御幸橋】602号に僅か2区間の初乗車。

【広電本社前⑧】602号と352号と珍車同士の邂逅は最大のトピックスとなりました。

【広電本社前⑨】651号の撮影を最後としました。平日午前中につき、愛好者の数は多くありませんが、有用な観光資源への注目度は高いです。再訪を期して広電本社前を後にしました。
