「岸由」は、小滝橋通りに面する東中野の割烹です。小滝橋車庫周辺は打ち合わせができる飲食店が少なく、ビジネスマンのお昼と夜の会食に利用されています。徳島県鳴門の漁師さんによる活け締めの魚と全国の少量生産の銘酒の数々がとにかく楽しみです。ビールを一口だけいただく予定でしたが、春を告げる前菜を目の前にすると日本酒がどうしても欲しくなります。春はぬる燗がお薦め。特に昼酒は少量でも充実感が得られます。さあ、横浜までの道中はひと眠りして午後も頑張るぞ。
屋 号：岸由（きしよし）
住 所：中野区東中野５－２５－６ マートルコ―ト東中野１階
電話番号：０３－３３６０－５７３６
営業時間：１２時～１３時半（月～金）、１８時～２０時（LO)
定休日：日曜日
最寄り駅：地下鉄東西線落合駅 徒歩7分
【前菜】からすみの天ぷら・稚鮎の南蛮漬け・ホタルイカと蕗味噌・毛蟹・空豆の素揚げ。北海道の毛蟹は春から夏までが旬。
【お椀】鮑とどんこの清汁。
【ぬる燗①】諏訪泉（鳥取県八頭郡智頭町）
【お造り】真鯛・鰹・平政。厚切りの鰹の炙り加減がちょうど良い塩梅で昼酒も進みます。
【焼き物】鰆の塩焼き もみじおろし。脇役が主役を盛り立てます。
【ぬる燗②】秋鹿（大阪府豊納郡能勢町）
【煮物】合鴨と厚揚げの焚き物。
【ご飯】あおさの味噌汁が染み入ります。
【エピローグ】お店の場所は非常に分かり難く隠れ家の様相です。最新の携帯電話の表現力は大したものです。
