「流星軒」は令和2年7月19日で20周年を迎えた神奈川淡麗系の銘店です。屋号は、ロックのカリスマである矢沢永吉の楽曲『流星』にちなんでいます。そうです、店主は熱烈な矢沢ファンで、店内にはレアなポスターやステッカーが配されています。さて、本題のラーメンは、塩味はすっとのどを通り、切れ味抜群で、麺との相性が良いです。醤油味は口に含んだ際に安堵感が湧く旨味が堪りません。炭火で炙るチャーシュー、しっとりとした味付けの穂先メンマ、ラーメンには珍しいものの名脇役を務める蒲鉾、絶対お奨めのワンタン。そして特筆すべきは弘明寺のラーメン店『ロ麺ズ』とのコラボレーションした毎月1回立案される限定メニューです。(まだそこまで試食できていませんが。)お客様を飽きさせない痛烈な企画力は、企業経営の参考材料となります。

屋    号:流星軒

住    所:横浜市南区日枝町4-97-2 グレイス南太田1階

電話番号:045―241-1238

営業時間:11時半~14時半、18時~21時

定休日:水曜日(えいちゃんのコンサート日は臨時休業)

最寄駅:横浜地下鉄吉野町駅 徒歩3分、京急線南太田駅 徒歩5分

【プロローグ】 週末は歩道に10名以上の列ができる人気店で、最初の訪問で土曜日1時半に来店した際にも、長蛇の列で諦めました。

【流星プレミアム】 一番人気のメニューは、丸鶏・拳骨(豚の骨)・鴨皮・鶏挽肉・帆立の干し貝柱・干しエビ・煮干し・昆布・鰹節・野菜がブレンドされた醤油味のスープ。小麦の香りが漂う三河屋製麺の中太ストレート麺。肩ロースチャーシュー、モモチャーシュー、穂先メンマ、蒲鉾、味玉と具沢山。

【店主のプロフィール】 奥さんにお料理の写真を撮らせて下さいと申し出たところ、「俺じゃないの?」と忙しい手を休めずに口にされたので、お客様が途切れた頃を見計らってパチリ。サービス精神にも溢れる店主でした。

【流星麺(塩)】 創業以来からの極細麺。ダブルスープに塩だれが麺に良く合います。大きな穂先メンマも美味いです。

【ブレイク】 醤油・塩に加えて味噌も年中用意されています。

【炙りチャーシュー】 盛り付ける直前に炭火で炙る肩ロースのチャーシューは、香ばしくジューシー。

【支那そば(醤油)+ワンタン】 スモークした鴨肉の深い味わいと鶏軟骨の食感が愉しめるワンタンも絶品です。

【エピローグ】 店名はロックのカリスマ・矢沢の楽曲『流星』にちなんでいます。全国各地の矢沢ファンが訪れる聖地でもあります。