“料理飲食業の経営支援”にテーマを絞ったHPの制作に際して、改めて利用者の目線で何を求めているのか、満足度が引き上がるポイントは何なのかを再確認するために、お膝元の日本料理店“岩亀本店”を訪れました。

これまで当たり前のように受けてきたサービスを、何処に差別化のポイントがあるのか一つ一つ確認しながらお料理も味わいます。恣意性を排除するため、HPの制作をお願いするデザイナー氏にご同席いただき、意見交換を進めます。その結果、心配りがあちこちに散りばめられて、“おもてなし”が形作られていることを再発見できたことと、一つ一つの事象を言葉に置き換えることができました。文書を考えながら美味しいものをいただくのは、辛い経験と言えます。

住     所:横浜市西区戸部5-177

電話番号:045-231-7683

定 休 日:日曜・祝日

160818岩亀①

店先は飾り気がありません。右上の表札も一つのシンボルです。週末に訪れると、黒板に満席である旨が記されています。

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いきなり雲丹が出てくると、一瞬戸惑うのは何故でしょう。次の瞬間には思わず唸っています。もう極楽へ行っています。

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こちらのお椀はいつも楽しみにしています。本日は鱧です。菊のような切り方とジュンサイとで華やかさを増しております。

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お魚は左からマグロ、太刀魚、タコです。梅肉でいただくタコが絶品でした。今度家でもやってみたい組み合わせです。

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炊き合わせはじっくり味わいたいですね。見た目の美しさに見とれて箸が動きません。

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奥は岩カキと仏手柑のジュレ添えです。手前は一晩味噌に漬けたオリジナルです。これはもったいないので、何口にも分けて食べました。庶民の悲しさでしょうね。

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鮎の一夜干しです。塩焼きにはない旨みがあります。小さめの方が骨を気にせずに食べられます。

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お肉まで出てきました。

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この照りを見てください。愛知産の鰻です。こちらは鰻を売りにしているので、他の鰻は食べられなくなります。

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酒の後でもこの手のデザートは進みます。本当にご馳走様でした!