今夜は旧友との5年振りの邂逅。まだ銀行勤務時代に恵比寿の立ち飲み屋で熱く語った夜を懐かしく振り返りました。旧友は理論派の営業職で、困難な状況でも複数の戦略を用意して、想定された以上の結果を導き出す戦略家。お会いするたびに、沢山の刺激を与えてくれるビジネスパートナーです。日本酒や焼酎の知識が豊富で、蘊蓄を伺いながら盃を重ねると酒量も増えます。我々の再開を祝うかのようにトラフグの初荷に遭遇することができました。熱燗が恋しくなる季節ももうすぐそこまで来ています。

屋      号:岩亀本店

住      所:横浜市西区戸部町

電話番号:045-231-7683

営業時間:17時半~22時

定 休 日:日曜日・祭日

最寄り駅:京浜急行戸部駅徒歩10分(横浜駅東口からタクシーのご利用がお薦めです)

【お献立】今回も大将にお願いしてお献立を書いていただきました。

【エピローグ】

【先付け】 自家製いくらの醤油漬けです。餅米と共に飯蒸し仕立てにしました。

【初物】 河豚が初めて入ったので、少しですがご用意しました。

【温物】 松茸茶碗蒸し。松茸から取ったお出汁で餡掛けにしました。

【本日のお供】 高砂 山廃純米(富士宮市)。料理に合わせて女将さんがペアリングしてくれます。

【お造り】 お造りは二段仕立てで。下段は天然まぐろと豊後水道の勘八、上段は帆立で貝の湯引きを酢味噌で提供いたしました。

【焼き物】 松茸和牛巻き、土佐甘とうのはさみ揚げ、沖縄のもずく酢、銀杏で秋らしく仕立てました。

【蒸し物】 和風蟹シュウマイ。お肉ではなく魚のすり身でしたててあります。

【焚き物】 小松菜とクルミの白和え。鮑と鮑の煮こごり上に北海道の生ウニです。秋になると白和えが食べたくなりますね。

【お食事】 うな重です。

【甘味】 いつもの柚子シャーベット。