料亭や割烹での食事会は、多忙を極めるビジネスマンにとって情報交換の場であるばかりでなく、美味しいものを頂いて高揚感に浸り、上質のおもてなしにより疲労感を癒し、非日常的空間から独特な開放感を得ることができる機会です。心の充足感から新たなアイディアが思い浮かび、明日への活力も生まれます。まさに“ビジネスマンの命の洗濯”と言えます。
屋 号：岩亀
住 所：横浜市西区戸部町５－１７７
（横浜駅東口もしくはみなとみらい駅からタクシー利用がお奨めです）
電話番号：０４５－２３１－７６８３
定休日：日曜・祝日
前菜は初物と冬の味覚の名残で構成されています。左からふぐの煮こごりとあん肝西京漬け、うるいの生ハム巻き、菜の花とホッキ貝のかぼすゼリー、牡蠣のチーズ焼き、富山のホタルイカと素晴らしい並びです。
ずわい蟹とカラスミの飯蒸し。のん兵衛のために、少しでもお米をお腹に入れていただきたいという店主からの心遣いに言葉もありません。
こちらのひれは厚みとコクがあり、つぎ酒は交換せずに４杯いけました。悪酔いも避けられるので一挙両得でした。
刺身の盛り合わせは本マグロ、縞アジ、小柴の炙りかます、ふぐです。白梅の絵皿も見事です。
揚げ物は、蒸し鮑、天然の稚あゆ、行者にんにくです。２月に稚鮎が食べられるとは驚きですが、入荷数はほんとうに少ないそうです。
焼き物は、旬のさわらと山独活です。春かぶらとゆずの香りのすり流しがかかっています。この焼き物も絶品でした。
店主からのサービスとしてふぐの湯引きを出していただきました。
焚き物は、上州和牛のローストビーフとうるい、生湯葉です。お肉には玉ねぎのソースがかけられています。ローストビーフも和の顔で出ています。
シメはミニうな丼です。お客様も最後にうな丼が出てきたのでびっくりされていました。
本日の甘味は、サッパリとゆずのシャーベットです。おいしゅうございました。
