「すし道楽」は、ご常連のお客様のご招待で何度も伺った小田急線柿生駅近くの寿司店。会社の移転に伴いお邪魔する機会がなくなりましたが、10数年ぶりに再訪しました。夜の「すし道楽」での会議を楽しみとされるビジネスマンが多く、柿生のタクシードライバーにも営業部長としての活躍ぶりは耳目を集めていました。丁寧な設えの先付け、新鮮で食べ応えのあるお造り、絶妙な味付けの煮魚、豊富な鮨ネタ、締めの赤だし。これらの肴に合う日本酒も数多く揃えられています。粋な会話が続く大将の話術は相変わらず絶好調で、控えめな女将さんも変わらずお元気に迎えて下さいました。息子や娘にも寿司屋という枠組みも超えたこちらへ連れてきたいと考えております。

屋      号:すし道楽

住      所:川崎市麻生区上麻生5―6-17

電話番号:044—987-5151

営業時間:11時半~14時、17~21時(当分の間)

定 休 日:水・木曜日

最寄り駅:小田急線柿生駅南口 徒歩5分

【プロローグ】 柿生駅南口から新百合ヶ丘方面に向かう道路沿いに看板が見えます。

【お通し】 旨味が凝縮されたあん肝。

【先鋒】 飛鸞(ひらん) 長崎県平戸市。「飛鸞」とは平戸の古の地名に由来します。ご一緒させていただいたお客様の故郷のお酒。

【盛り合わせ】 左から時計回りに鯵、鰤、本マグロ、真鯛、赤貝、甘海老、帆立貝。

【煮魚】 キンキの煮つけ。正式名称は「きちじ」で、代表的な産地は北海道や三陸の高級魚。

【今夜の肴①】 生牡蠣。

【副将】 冬の門 岡山県浅口市。岡山県名産の白桃の果皮より抽出した岡山白桃酵母と岡山県産の酒米アキヒカリと備中流の酒造りによるこだわりの一杯。

【今夜の肴②】 クジラベーコン。

【今夜の肴③】 トロの網焼き

【大将】 光栄菊 佐賀県小城市。今夜は西宮より西の日本酒が並ぶ珍しい組み合わせ。

【〆の一品】 煮魚の煮汁+白米。骨を取り除いた後にご飯を入れてもらいます。

【握り】 鯖・小肌・鯵。光り物3品があれば大満足です。

【お椀】 アラの味噌汁