「ドラゴン」とは太刀魚のサイズを表す言葉で、体高を指何本で表現し、特に指5本を超える大型太刀魚を指します。愛媛県、和歌山県、大分県、長崎県、宮崎県、鹿児島県と主たる産地は、西日本に集中していますが、温暖化の影響により東京湾や相模湾でも大型のものが水揚げされます。キラキラと光る銀色の細長い体を持ち、その姿かたちが「太刀」に似ていることから「太刀魚」と呼び、英語では湾曲した刃を持つ剣を指す「カットラス(cutlass fish)」と呼び、フランス語も刀を意味する「サーベル(sabre)」と呼ばれます。年間を通じて品質が落ちず、安定した値段で取引されます。その中でも旬は6月から10月の産卵期で白身に脂がのります。「太刀魚」は秋の季語でもあることから美味しいい時期が察せられます。代表的な調理方法は塩焼きですが、竜田揚げ・ムニエル・煮付け・刺身・南蛮漬け・蒲焼きと調理方法を選びません。今夜の「ドラゴン」は地元本牧産だそうです。旧友との定期的な宴は「岩亀本店」が定番です。日本酒が不得手な旧友もこの鰭酒には付き合ってくれます。

屋号:岩亀
住所:横浜市西区戸部町5丁目177番地
電話番号:045-231-7683
営業時間:17時半~22時
定休日:日曜日・祭日
最寄り駅:京浜急行戸部駅徒歩10歩(横浜駅東口からタクシーのご利用がお薦めです)

≪献立≫ 今回も大将に献立をお知らせいただきました。改めて伺うと美味しさを思い返すことができます。(利用日は2月24日です)

【プロローグ】

【前菜】銚子の蛤、菜の花、車海老塩麴漬、あん肝西京漬。上には蛤の出し汁で仕立てた煮凝りをかけました。

【御椀】虎河豚の潮仕立て。河豚のあらと昆布、日本酒でスープを取り鰹出汁と割って御椀に仕立てました。椀種は河豚の身、玉子豆腐、うるいです。香り付けに生姜を少し絞っています。

【お刺身】天然まぐろ、旬の細魚の昆布締めと車海老の手綱寿司、槍烏賊です。刺身醤油と浜名湖の青海苔醤油を添えました。

【今夜のお供】ひれ酒

【揚げ物】鮑、蕗の薹、そら豆のおかき揚げです。鮑は1時間半程蒸したものを天ぷらにしました。

【焼き物】本牧で上がった2キロサイズの太刀魚別名ドラゴンです。春蕪の餡掛けで。筍の和牛巻き。

【焼き物②】この時期に出回る佐島の生ひじきです。生のひじきは香りと食感共に乾燥したものとは違うので支度しました。

【酢の物代わり】鯨の尾の身、桜肉、立髪を添えて支度しました。

【お食事】定番のうな重です。

【甘味】柚子のシャーベット。