“なめたがれい”は、3~4月に産卵するので1~2月が旬となります。北海道から茨城沖、日本海沿岸は青森から対馬までで水揚げされます。体長は60cmに達する大型魚で、東北地方では正月に煮付けを食べる習慣があるそうです。正式名は“ばばかれい(婆鰈)”ですが首都圏では“なめたがれい”と呼ぶようです。「岩亀」では1月にお邪魔すると大きな煮付けを用意してくれ、脂ののったほくほくした身が楽しめます。勿論、ひれ酒との相性も良く、冬の隠れた味覚の一つです。
屋 号:岩亀
住 所:横浜市西区戸部町5丁目177番地
電話番号:045-231-7683
営業時間:17時半~22時
定 休 日:日曜日・祭日
最寄り駅:京浜急行戸部駅徒歩10歩(横浜駅東口からタクシーのご利用がお薦めです)

【プロローグ】

【前菜】手前左から、空豆のフライ・白和え・海老の明太子詰め・からすみ。奥の小鉢は鮑と湯葉。

【今夜のお供】冬の定番のひれ酒。

【蒸し物】牡蠣の茶碗蒸し。旨味溢れる大きな牡蠣。

【お造り】とらふぐ、マグロ、ふぐの煮凝り。

【揚げ物】とらふぐの唐揚げ。

【煮物】青森の“なめたがれい”の煮付け。ふくよかな味わい。

【鍋物】金目鯛のしゃぶしゃぶ。冬は食材が豊富な季節です。

【鍋物②】アラから出汁を取ります。

【ご飯①】金目雑炊は格別です。

【ご飯②】「岩亀」名物の鰻は欠かせません。

【デザート】りんごのコンポート。最初から最後まで大好物。