ご主人が愛知県出身であることから、酒の肴として味噌カツや手羽先を取り扱い始めました。これをきっかけとして海老フライ、どて煮、味噌煮込みうどん、櫃まぶし、手打ちきしめんと所謂名古屋めしが増えて、今では売上の2割を占めるに至りました。蕎麦ときしめんと2種類を手打ちするお店は関東では稀有です。また、品揃えが10種類を超えた日本酒を選ぶことも楽しみの一つです。

屋   号:愛知家

住   所:さいたま市南区辻2-26―2

電話番号:048―866―2727

営業時間:11時半~14時半 17時~22時半

定 休 日:月曜日

【焼き物】蕎麦屋の焼き鳥。出汁の効いた醤油だれが合います。

【前菜】季節の野菜の焚き合わせ、八丁味噌掛けのポテトサラダ

【先鋒】佐賀県嬉野市の“東一(あずまいち)”は、雑味がないスッキリした味わいです。色々な料理に合わせられます。正月用にお取り寄せしたい銘酒です。

【揚げ物】名古屋めしの一番手は味噌かつです。甘辛い八丁味噌と豚肉との組み合せは絶妙です。

【お凌ぎ】なぜか蕎麦屋さんの玉子焼は、香り豊かで美味いですね。

【次鋒】福井県永平寺町の“黒龍”は、入手困難な日本酒の一つです。その旨さは唸るほどで、肉でも魚でも焼き物に合う酒という印象を持ちました。

【ご飯もの】名古屋めしのきしめんか夏の一番人気"磯じまん”か迷いましたが、夏の終わりに合わせて後者を選びました。海苔の下に揚げカスが隠れており、様々な食感が楽しめる逸品です。