Vol.90 ホタルイカの話(横浜戸部)
投稿日 : 2020年4月5日
最終更新日時 : 2020年4月5日
投稿者 : soga-tax
カテゴリー : ぐるめガイド
「ホタルイカ」の漁期は2月から5月頃で、主な産地は日本海側の兵庫県、富山県、鳥取県、福井県です。富山湾沿岸の定置網漁は鮮度が良く、観光船の運航があり代名詞となっています。兵庫県の浜坂漁港は底引き網漁で深さ200mを回遊する個体を捕獲することからか、獲得量は富山県の2倍を超えます。「ホタルイカ」として和名が命名されたのは、1913年と比較的新しく、富山では「マツイカ」と呼ばれていました。春の味覚の日本海の代表は、まさに大人の味覚。堂々と独り飲みが楽しめる日々が早く訪れることを心待ちしています。
屋 号:岩亀
住 所:横浜市西区戸部町5-177
電話番号:045-231-7683
営業時間:17時半~22時半
定 休 日:日曜日・祝日
【お気に入り】 今夜は神奈川県足柄上郡松田町の「松みどり」。神奈川県産の日本酒はお奨めできる銘柄が増えてきたことが誇らしいです。
【ほたるいか 酢味噌あえ】 「ぬた」は、春を感じさせる料理の一つです。
【ブレイク】 一人飲みは、暇なのであれこれ写材を探すこととなります。
【お造り】 左よりホウボウ昆布〆(銚子)、生タコ(北海道)、ふぐ、白子、鯖(佐島)、鮪(奄美)。名残ふぐを味尽くす。
【ひれ酒】 この冬は最後のひれ酒となるでしょう。ひれの厚みが旨味を引き出す逸品です。
【揚物】 ふきのとうと空豆の天麩羅。どちらも春のヒロインです。
【箸休め】 ひれ酒を飲み始めると、シンプルな肴が欲しくなります。
【焼き物】 愛知の鰻。冬の鰻が実は一番美味いというは大将のお奨め商品。
【エピローグ】 大きく厚いふぐの鰭が、名物ひれ酒となります。