国税庁は、令和3年より資本金1億円以下の中小企業を対象として、調査対象法人の選別作業を独自に作製したAIによる活用が、一定の効果を上げています。これまでは、管理職による経験や勘に頼っていた部分を、過去の調査記録のデータベースと業種別の経営指標と決算概況書とから決算申告書に内在する異常値を発見する方法に切り替えています。コロナ禍で約2年間控えられていた現地調査は、昨年夏からコロナ前以上の頻度で行われており、独自AIの効果はより強く表れることでしょう。新聞報道によると、22年度にAIが選定した調査一件当たりの平均追徴税額は547万円で、全体の386万円に比して4割以上も多かったです。海外が絡む取引や消費税の不正還付など複雑な税逃れの手口は調査官の勘が必要となります。国税庁はAIによる選別作業の省力化で、複雑な案件により多くの人員や時間をかけられるようになります。一方で、適正な会計処理を行っている企業への調査件数が減ることも期待されます。

≪春の庭の花々たち②≫
咲き誇る花は青系が実に6割も占めるそうです。5月に入ると青系の花々が占めるようになります。今年もしっかり沢山の蕾を付けてくれました。

【藤】房の成長には長い年月を要します。20年以上経ちましたが、まだ20cm程度です。

【シラン】花持ちが良く、夏の暑さにも強く育て易いです。

【クレマチス①】ツル性植物で4m近くの高さまで達します。

【クレマチス②】クレマチスは、四季咲きと春咲きとがあります。

【トリトニア】フリージアと同じアヤメ科で、オレンジの他、ピンク、赤、黄、白、クリーム色と多彩です。

【アヤメ】アヤメ科アヤメ属で、葉の形状はアヤメ科の仲間と同じです。

【イキシア】今年購入した新顔です。アヤメ科で花丈が50~70cmと高く、細い茎に20以上の花を付けます。