「特別口座」とは、2009年1月の株券電子化前に「ほふり(証券保険振替機構)」に株券を預託されなかった株主や電子化後に上場した会社の株主のうち、株式の記録先口座として開設されなかった株主の権利を保護するために発行会社により開設された口座です。

「特別口座」に保管された上場株式は、単元未満株式の買取・買増請求は可能ですが、株式の売却はできません。また、配当金の受け取りはできるので、「特別口座」で一時保管されていることに気づかないケースもままあります。

「特別口座」は上場株式の発行会社の常任代理人(信託銀行)が管理しています。従って、株式が毀損することはありませんが、常任代理人から定期的な報告書が交付されることはないので、財産管理の観点から望ましくありません。継続的に保有される場合には、証券会社で証券口座を開設して、現在の保有株数のまま「一般口座」へ振替することをお薦めします。証券会社の「一般口座」へ異動することにより、四半期ごとの報告書に銘柄と株数が明記されることとなります。

なお、継続保有される場合であっても「一般口座」から「特定口座」へ移管することはできません。「一般口座」の上場株式を譲渡した場合には、証券会社による『特定口座年間取引報告書』には記載されず、自ら確定申告のデータを作成する必要がありますのでご注意下さい。

最後に「特別口座」と類似する用語に「特別勘定」という証券用語があります。これは、生命保険会社が変額年金契約に係る資産を保険会社が運用または管理するための勘定を指します。一般の投資家の方の上場株式の管理口座は「一般口座」・「特定口座」・「NISA口座」・「特別口座」の4種類です。

≪セビリア大聖堂≫

1402年から建築を開始し、1519年に完成した大聖堂です。ゴシック様式とルネサンス様式が混在し、間口76m、奥行き116mの広さを有しスペイン最大を誇ります。大地震に見舞われ、その都度再建を繰り返してきた歴史を有します。

【ヒラルダの塔】 モスクの尖塔(ミナレット)として12世紀に建設され、16世紀に鐘楼に転用された95メートルの塔です。

【聖堂の後陣に位置する鐘の扉】 1520年に建設された門です。

【東の聖堂内陣】 聖堂の内陣を囲む建物で最も古い建築部分でヒラルダの塔の左隣に位置します。

【西の正面中央 王の扉】 一般には開放されておらず、反対側に回ります。道路の幅も狭く、正面門全体をカメラに収めることができません。

【コロンブスの墓の上部のステンドグラスと時計】

【翼廊(袖廊)の左側にある銀の祭壇】

【4人の国王に担がれたコロンブスの墓】

【サン・アントニオ礼拝堂のステンドグラス】

【祭壇】

【トリウンフォ広場から見た大聖堂】左のアーチは鐘の扉、右はヒラルダの塔が位置します。