信用金庫・農業協同組合・森林組合などの協同組織は、会員が出し合った「出資金」を元手に運営されます。信用金庫の場合、融資を受ける際には会員になる必要があります。「出資金」は、株式のような流動性はなく、自由に売買できません。一方で、一定金額の配当金を収受できるメリットがあります。「出資金」を保有しているか否かの確認は、基本的に配当金は信用金庫や農業協同組合の通帳に入金されるので入金記録で判明します。仮に、通帳を紛失している場合でも残高証明書の交付申請を行えば判明します。出資している会員が亡くなると会員としての権利がなくなり、これを「法定脱退」と呼びます。「法定脱退」の場合、「出資金」の払戻は、年度末である3月31日の翌日以降まで待つこととなります。

【国立ソフィア王妃芸術センター】

マドリードは、プラド美術館・ティッセン ボルネミッサ美術館・国立ソフィア王妃芸術センターと3つの美術館を擁します。国立ソフィア王妃芸術センターは、ピカソの代表作『ゲルニカ』を擁し、プラド美術館との棲み分けが図られています。残念ながら『ゲルニカ』は写真撮影不可でした。

【新館】 国立ソフィア王妃芸術センターは、サバティーニ館と新館に分かれており、新館はガラス張りのモダンな建物です。

【新館のセンターコート】 巨大なオブジェが目を引きます

【サルバドール・ダリ 『窓辺の少女』(1925)】 ダリが21歳の際に妹アナ・マリアをモデルにした作品で、バルセロナで開いた個展でピカソが関心をもったそうです。

【サルバドール・ダリ 『後ろ向きに座った少女』(1925)】 この作品も4歳年下の妹がモデルです。髪のディテールが巧みです。

【ブレイク】 元々は病院の建物なので、天井が高く廊下も長い構造です。

【サルバドール・ダリ 『偉大なる手淫者』(1929)】 シュルレアリスムの初期の作品。下を向いた横顔はダリ自身を表しているといわれ、ダリの顔には“恐怖”の象徴としてイナゴとアリが群がっています。

【エピローグ】 中庭の奥にモビールの第一人者であるアレクサンダー・カルダ―の『カルメン』が見えます。