温泉街の夜は、人通りも少なく街灯だけで寂しい光景となります。箱根湯本駅周辺も国道一号線沿いは寿司屋と蕎麦屋だけが開いているに過ぎませんでした。炭火で焼くひものや豚肉の定食を中心とした料理屋さんには、昼時も夜もお客様が行列を作って待っています。素泊まりのお客様がお腹を満たす場所は限定されており、19時過ぎでも満席です。
海外からのお客様は、意外に定食とワンドリンクで済ませるので待ち時間は長くありません。ただ、観光客が中心であるため週末以外でも混雑しますので予約されることをお奨めします。
屋号:喜之助
住所:足柄下郡箱根町湯本703-19(横浜銀行の隣)
電話番号:0460-83-8838
営業時間:11時30分~14時、17時30分~22時
定休日:月曜日
店先の杉玉が目印です。ところで「杉玉」とは、造り酒屋が新酒のできたことを知らせるため、緑色の杉玉を掲げます。その緑が薄くなれば夏酒を、茶色に変わる秋には冷おろしが美味しい季節を示します。
真鶴港で水揚げされた地魚を中心とするお造り5点盛りです。
喜之助サラダです。
海老とニンニクのオイル焼きです。明日は土曜日で安心して食べると、突然の来客で面喰います。
のんびり手酌で飲む純米酒は、蓄積された疲労感を解放してくれます。
玉子豆腐を使った揚げ出し豆腐です。あんは塩ベースで玉子豆腐の旨味を引き出しています。
美味鳥の塩焼きです。炭火で香ばしく焼いており、皮のパリっとした食感が堪りません。
あおさ焼きおにぎり茶漬けです。シメはこれで決まりです。
このワンカットはバリエーションを膨らませてくれます。