毎年「遺言書」の作成方法のお問い合わせをいただきます。「公正証書遺言」は、原本を公証人役場で保管し、正本と謄本を遺言者に渡されます。基本的には、遺言者とご家族とで保管場所を決めることとなります。注意すべきは、重要書類であっても、「遺言書」を貸金庫に保管してはならないことです。貸金庫は、死亡届と同時に閉鎖され、「遺言書」をもって初めて解錠されるからです。ご自宅で使用済みの預金通帳や生命保険証書を保管している場所が適切です。「自筆遺言書」も同様に保管します。なお、「正本」も「謄本」も効力は同じですが、金融機関は何故か「正本」の提示を求めます。

《ニッカウヰスキー宮城蒸留所》

ニッカは、北海道余市と宮城峡にそれぞれ特徴を持つ蒸留所を有しています。どちらも自然との調和から建物がすべて煉瓦造りです。見学コースは約40分で、事前予約が必要です。また、コロナ禍で試飲コーナーを除き飲食店は閉鎖中です。