「オルタナティブ投資」とは、伝統的な投資対象である株式や債券と相関しないとされる一連の運用対象に投資することを指します。具体的には、デリバティブ・商品ファンド・ヘッジファンド・不動産等で、私達の年金資産の運用でも運用資産の5%を上限としては「オルタナティブ投資」に向けられています。新聞紙上でも時々「オルタナティブ投資」に関する記述がありますが、この金融商品を紐解いてみましょう。

(1)デリバティブ(金融派生商品)

株式・債券・金利・通貨・金・原油・貴金属・農作物の将来の変動リスクを管理するため、外貨や金利等を一定の価格等で取引する権利や義務をあらかじめ契約する商品で、原則として解約不能です。先物取引・オプション取引・スワップ取引がこれに該当します。

(2)コモディティ(商品ファンド)

投資家から集めた資金を資源(原油、ガソリン、天然ガス等)・貴金属(金、銀、パラジウム等)・農作物(コーン、大豆、天然ゴム等)などの商品先物取引で運用する金融商品です。1730年大阪堂島の米の先物取引から発達しました。インフレ時のリスクヘッジとしても活用されます。

(3)ヘッジファンド

機関投資家や富裕層からの資金をさまざまな取引手法を駆使して市場の変動に関わらず、積極的に利益を追求するファンドです。デリバティブ(金融派生商品)を活用して高い利益を狙うものやロング&ショート運用のように売りと買いを両建てして絶対利益を狙うもの等があります。

(4)不動産ファンド

不動産の証券化手法の一つで、資金を信託会社に信託した上でその資金を不動産投資として運用する契約型と投資家が特定の法人を設立して不動産投資を行う会社型があります。日本では不動産投資信託の大部分が後者で“JREIT”と呼ばれています。

(5)インフラファンド

太陽光発電・風力発電・水力発電などの再生可能エネルギー発電設備や道路・鉄道・空港といった公共設備の運営権などのインフラ資産を投資対象とします。景気変動の影響を受けにくいことから、長期館に渡って安定的な収益を提供することが期待できます。

(6)プライベートエクイティファンド(PEファンド)

成長余地はあるものの、何らかの要因でその潜在的な成長力を生かし切れていない企業に投資し、企業価値を高めてから3~5年程度で店頭公開や他社への売却等を行い、キャピタルゲインの獲得を目指すファンドです。

(7)アセットバック・セキュリティ(資産証券化商品)

特定の資産に基づき証券を発行し、資産の生み出すキャッシュフローを受け取る権利を当初の債権者から証券の投資家へ移転させる特徴をもった金融商品で、商業不動産担保証券(CMBS)や住宅ローン担保証券(RMBS)が代表例です。通常の債券と異なり、有価証券の発行体自身の信用力ではなく、その担保となる資産から発生するキャッシュフローの確実性を重視することに大きな特徴があります。

(8)保険リンク証券(ILS)

1990年以降の自然災害の増加により再保険会社のリスク引受能力が逼迫してきました。再保険会社や損害保険会社は、保険対象の事故・事象(台風・地震・山火事等)のリスクを投資家へ転ずる目的の債券を発行します。機関投資家は、為替や金利などの市場リスクと相関が小さく、高利回りで分散投資効果が期待できるメリットがあります。

≪水木しげるロード≫ 鳥取県のJR境港駅前から水木しげる記念館までの約800mに渡って177体の妖怪ブロンズ像が並びます。妖怪を中心とした街づくりは、観光都市の成功例の一つです。

【ポスト】

【水木しげる先生執筆中】

【目玉おやじ】

【カッパ・タヌキ・河童の三平】

【大海獣】ニューギニアの湿地帯に生息する巨大生物で、くじらの祖先ゼオクロノドンが進化せず3億年もの時を生きながらえたもの。鬼太郎はその血を注射され大海獣になってしまいました。

【魔女の花子】河童の三平に登場するキャラクター。しっかり者の姉御肌。

【世界妖怪会議】

【バックベアード】アメリカの妖怪で、巨大な黒い円形に枝のような物が放射状に生えており、中央に目が付いた姿をしています。西洋最強の妖怪。

【みなとさかい交流館】 目玉おやじ街灯がユニーク。

【境港線の鬼太郎列車①】 鬼太郎列車はJR四国のアンパンマン列車と並ぶキャラクター鉄道の横綱です。

【境港線の鬼太郎号②】迷脇役ネズミ男との共演

【境港線の鬼太郎列車③】室内のシートは目玉おやじが。

【境港線の鬼太郎列車④】相棒は目玉おやじ列車。