箱根寄木細工は、江戸時代後期に畑宿の石川仁左衛門により、木の種類が豊富な箱根の山の特性に着目して、色や木目の異なる様々な木を寄せ合わせてお盆や箱が作られたことが起源とされています。現在、寄木細工は、畑宿・箱根湯本・小田原市内・南足柄市内の4カ所の13の工房で製作されており、職人は約30名です。国内では箱根・小田原地方のみで製作されています。最大の特徴は、寄木文が全て木で出来ており、色は自然の木の色そのままで染めたり書いたりしていないことです。表面処理は食品安全性の高いポリウレタン塗料を主として使用しています。大正時代までは漆を使用していたため淡い茶色の色合いとなっていました。

強羅駅前の土産物店「中村屋」は、3つの工房による寄木細工を取扱っています。商品知識が豊富な店主の解説を聞きながら、自分へのご褒美になる「お気に入り」を探して見て下さい。

屋  号:中村屋

住  所:足柄下郡箱根町強羅1300-39

電話番号:0460—82-2740

営業時間:9~17時半

定  休  日:木曜日

最寄り駅:箱根登山鉄道強羅駅 徒歩0分

【テーブルウエア系】 ティッシュケース・ゴミ箱・お皿・茶筒・茶たく等が代表例です。

【文具系】 マウスパッド・ボールペン・ペン立て・写真立て等でデスクに遊び心を。

【装飾品系①】 ブローチ・イヤリング・ネクタイピン等が目立つようになってきました。

【装飾品系②】 和服との相性も良さそうです。

【装飾品系③】 男性からのプレゼントとしての利用方法もありですよ。

【装飾品系④】 女性の職人は3名だそうです。女性客の視点で作られる作品が並びます。

【グラス系①】 湯のみ・ぐい飲み・タンブラー。

【グラス系②】 温かい質感のマグカップとコースターの組み合わせが秀逸です。

【エピローグ】 強羅駅改札口を出てすぐのお店です。