昨年10月の台風19号で線路の路盤が流出した箱根登山鉄道は、秋の全線開通を目指して工事を行なっています。復旧工事には35億円を要し、半額は鉄道会社、半額は国と県と箱根町とが負担します。箱根町は、箱根登山鉄道の復旧と沿線のアジサイ苗木の提供を目的とした「ふるさと納税」を受付しています。

https://www.town.hakone.kanagawa.jp/index.cfm/11,0,86,html

強羅駅には、3編成の電車が停留しており、1編成はFlower Trainとして開放されています。松田町から寄贈された河津桜もホームを彩っています。交通手段は制限を受けていますが、火山活動は安定しており、観光客をお迎えするイベントの準備も進んでいます。

【大平台の上の工事現場】 大平台を過ぎ宮ノ下から小涌谷に向かう国道1号線沿線から箱根登山鉄道の工事個所がいくつも見えます。

【Flower Train①】 強羅に停泊している車輛を開放してフリースペースとなっています。1両目は多くの方々に利用していただいています。

【Flower Train②】 2両目は電球のみで、花の一輪もありません。

【強羅に来られたお客様をお迎えする3編成】 特別の通路が設置されており、保存電車の様相です。

【応援メッセージ】 箱根登山鉄道は学生さんの大事な足です。描かれた電車は2000系と3000系で、冷房なしのオールドタイマーであるモハ1形とモハ2形は対象外のようです。